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雨飾山登山記録


山行日: 2019年6月21日(金)
山行者: おひとり

【行程】                   
青海5:50 ⇒ 6:35雨飾温泉6:45== 7:15難所ノゾキ ==8:10アルミ梯子(一服処)8:15 
         900m       1065m       1365m
     
== 9:05中の池9:10== 10:20笹平分岐10:25== 11:00山頂11:50==12:10笹平分岐
     1600m        1890m         1963m

==13:00中の池13:10== 13:35一服処== 14:10難所ノゾキ== 14:35雨飾温泉⇒青海

      登り: 4Hr15M(休憩15分含み)
      下り: 2Hr45M(休憩10分含み)
      Total歩行時間 : 6Hr25M

        歩数:19672歩
        距離:11.5Km
        消費カロリー:884kcal
        脂肪燃焼量:63g

梅雨のこの時期に咲くキバナアツモリソウを見たくて斑尾から3日後というのに また登山靴をはいた。山頂下の笹平でこの花を知ってから25年見ていない。今どうなっているのか分からないのでNETで見てみるとどうやらまだ咲いているらしい。あとはタイミング。
雨飾温泉に着いたときに駐車場には1台停まっていた。玄関先の登山届BOXには、中の池の上に雪渓がありアイゼン、ピッケル携行を訴えていた。(実際必要だった)
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薬師堂に山行の安全を祈願して出発。標高差としては大したことはないのだけれど、身体がまだ慣れていない時に難所ノゾキ迄のいきなりの急登で尾根に上がりきるまでがきつい。耐えて歩くと薬師尾根に上がった。
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右側の難所沢の水音が良く聞こえる尾根を歩いていくと、コケイランが綺麗に咲いているのを見つけた。
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そこから少し先の岩場に神難所はしごがあり、この岩場に「山 山を愛し 旅を愛し 酒を愛した 君の面影胸のそこひに 岳友」の銘板がつけられていた。謂れはわからないけど 山の字体がいいなあ。
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梯子を乗り越え尾根を登っていくと 足元にイワカガミ、周囲にヤマツツジが咲き誇っていた。
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このあたりからアカモノの花が一杯咲いていて アカモノロードになっている。
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可愛らしい花だよね。
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アルミ梯子の手前まで来ると根知谷側にナナカマドが花をつけていた。一昨年の秋にはこのあたりで青空に映える赤いナナカマドの実を見上げたことを思い出した。
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アルミ梯子を上るといっぷく処。ここで一息。目の前の杉の木の幹が縦に深い溝をつけていてちょっと変わっている。
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振り返ると駒ケ岳と鬼ヶ面が目線の高さになった。
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足元にはツバメオモトが丁度見ごろになっている。この花は適期が短くて最近はなかなか綺麗な状態で見る機会がなく、この日は中の池までに多く見ることができた。
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根知谷側にアクロバティックな形をしたダケカンバがあった。雪が作り出した造形なんだな。
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ダケカンバの脇に鋸岳が見えた。
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一つ目の池が現れたがほとんど雪に埋まっている。
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エンレイソウとサンカヨウが咲いている。
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一つ目の池と二つ目の池の間に見晴らしの良いところがあって 日本海が見える。
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二つ目の池には水芭蕉がこれも見ごろになっていて、水際にはモリアオガエルだろうか卵の泡が三つほどあった。
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三つ目の池「中の池」に向かう道は雪に埋もれている。
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その脇にキヌガサソウが大きく花を開き 足元にはノウゴウイチゴが光を浴びている。
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中の池で軽アイゼンを着けた。見上げると結構な斜度がある。所々夏道になっているものの殆ど雪渓歩き。アイゼンの爪を効かせ一歩ずつ慎重に登った。
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夏道の傍らにはオオバキスミレが咲いていた。
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辛抱して登り詰めると笹平の小谷側への分岐に着いた。ここで先行していた方が降りてきた。雪渓が不安だと言いつつも「都忘れの湯」が楽しみだと下って行った。
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笹平は登りには右側、下りには左側の笹の中を注意しながら歩いて、目的のキバナアツモリソウを探していった。笹平も結構花が咲き始めていて、トウダイグサの仲間やシラネアオイ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲが綺麗に咲いていた。
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山頂ではまず北方の道祖神を撮り、我が家のある海側の眺めを撮った。
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南峰へ移ると、小谷から登ってきた女性二人が下るところで、小谷側の雪渓の状況などを少し話した。話を聞くと雪渓はあるもののアイゼンなしでも通過できるとのこと。
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西側北アルプス側は雲がかかって雪倉の頭と朝日岳が見える程度だった。
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春雨スープ、ソーセージ、🍙の定番のお昼。食後、コーヒーを淹れトッポを齧りながら周囲の山を撮影。東側は比較的よく見え、焼山、金山、海谷三山、笹平を写真に収めた。こうしてみると笹平の残雪も多いな。以前仲間とギンブキを採ったくぼ地も全く雪の下だ。
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ひとりだけ残っていた山頂に若者が登って来たので交代に下山。帰路、一輪だけ見つけたキバナアツモリソウを何枚も写真に収め雪渓の下りにとりかかった。
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下りはじめは夏道が少しの区間あり その傍らに白花のショウジョウバカマが咲いていた。
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下山でも慎重に一歩一歩。降り着いた中の池は一面雪原状態だ。
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南向きの斜面でアイゼンを外し一休み。緊張感がほぐれ登りには気づかなかったイワナシが綺麗に咲いていた。
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見上げると雲行きが少し不安になっていたので、ひたすらひたすら歩く。
いっぷく処を下ったところに大きな杉の木があり 枝ぶりが牙のように異形になっている。野尻湖のナウマン象から連想し、勝手にナウマン杉と命名した。
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その後も順調に下って登山口に帰り着いた。薬師堂に登山の無事をお礼し駐車場で着替えて帰路についた。
何はともあれ目的のキバナアツモリソウを見ることができて雨飾山の良さを堪能した山行だった。


# by johnen1216 | 2020-12-04 14:44 | 登山

駒ケ岳根知ルート登山記録(2018,10,26)

駒ケ岳根知ルート登山記録
    山行日:2018年10月26日
    山行者:おひとり
【行程】
大神堂登山口9:05 ==9:40駒清水 ==9:55覗き岩 ==10:25水場10:30 ==

10:43梯子場==11:00すくみのテラス ==11:40駒ケ岳山頂12:40 ==13:20テラス

== 梯子場 ==13:55水場 ==14:15覗き岩14:20 ==14:37駒清水 ==

14:50大神堂登山口

 所要時間 : 登り 2時間35分(休憩5分含み)
        下り 2時間10分(休憩5分含み)

当初、白鳥山に登ろうと予定し出かけたが、上路部落を抜け大平峠と坂田峠の分岐点で坂田峠方面が全面通行止めになっていた。やむなく、次の候補だった駒ケ岳の根知ルートに変更し戻った。家に立ち寄り行き先変更を告げて再出発。そんなわけで登山開始が大幅に遅れてしまった。大神堂バス停で左折し川沿いを進み行き過ぎかと思う頃に登山口方面への標識があった。ここを左折しくねくねと林道を走ると十字路になり、標識に従って右折する。登り着くと簡易トイレのある登山口に着いた。身支度をして出発する。
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大きな岩を右に見ながら登っていくと これから向かう西壁が見上げられる。
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見上げると楓の葉がグラデーションになって紅葉している。こんな感じは綺麗だね。
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しばらく行くと以前には明瞭でなかった水場が「駒清水」としてあった。
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ブナ林の登りになり黄葉を楽しんでいると覗き岩に着いた。
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第一展望台と記されたコースマップもある。
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ここから北アルプス北端の山が良く見える。白馬岳が冠雪で白く光っている。
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覗き岩から左に尾根を進む、リュウノウギクが咲いていた。
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もうそろそろかと思う頃に上の水場に着いた。脇の看板に水系を示す看板があったが島滝沢沿いにワニグチルートが書いてあった。全く知らないルート。沢登りなのかもしれない。
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大岩を回り込むと草地になっていよいよバンドの取付き。振り返ると根知谷の広がりと、黒姫山、わが町の先に日本海が見える。
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岸壁には所々にアサギリソウが貼りついていた。
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ちいさな梯子を乗り降りしてバンドの中を進む。
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バンドを過ぎると以前シラヒゲソウを見つけた小さな沢になった。これがあの幻の氷結滝の水源だ。
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ほんの少し登ると第二展望台。いまは「すくみのテラス」と名付けられている。
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覗き岩よりも高度感があって隣の戸倉山ははるかに下になっている。
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テラスの端から下を見ると飯盛山が丁度紅葉の盛りだ。ここから左に折れてブナ林へと入っていく。ブナは落葉していたり、茶色になってしまっているがハウチワカエデが紅葉して、シロモジが黄葉していたり。台風の影響か僧ヶ岳の宇奈月尾根でもあったが 80cm径くらいの太いブナがばったりと倒れていた。こうした倒木が目立ち 以前よりもブナ林が明るく感じた。残念ながらキノコは全く見当たらない。
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山頂に着くと青年が一人休んでいた。上越から初めて来たそうで周囲の山の名前を教えてあげた。彼が下山すると後は一人だけだった。久しぶりに棒ラーメン。シメジとソーセージを入れてみかんを食べながら出来上がりを待って。食後はコーヒーを淹れ人心地つく。
周囲の山の写真を撮ってから、鬼が面側へ少し降りてみたが 特に気になるものはなかった。
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東側に右から鉢山、阿弥陀岳、烏帽子岳とその左奥に鉾ヶ岳
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火打山と焼山。今日は噴気は出ていない。
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雨飾山もすっきり。ちょうど一年前と同様に山頂はきっと賑やかなのだろう。
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鬼が面と右奥に金山。
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頂上にはナナカマドがあって、葉が落ちて実が鈴なりだ。晩秋の気配。
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撤収して下りにかかる。木々の紅葉の写真を撮ったり ブナの倒木に貼りついているハイゴケ等を集めながらガンガン下り覗き岩まで来た。
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「お駒の菱」とも謂われる西壁を振り返ると日の光が丁度良い加減で 朝よりもバンドが良く見える。
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南を見ると飯盛山が紅葉に包まれて綺麗だ。
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覗き岩の傍にオヤマボクチが咲き始めていた。オヤマボクチは枯れてトウが立っているのはよく見ているが 咲きかけているのは初めてかもしれない。
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最後の眺めを楽しんで一気に登山口まで戻った。
天気も良く気持ちよい山行だった。


# by johnen1216 | 2019-02-22 15:41 | 登山

鳳来寺山登山記録(2017,5,14)

鳳来寺山(695m)登山記録
    山行日:2017年5月14日(日)
    山行者:おひとり
【行程】
中津川5:30⇒ 7:15門谷駐車場7:25 ==7:46登山口 ==7:55仁王門==8:30本堂== 

8:53勝岳不動堂 ==9:05奥の院9:10 ==9:20鳳来寺山山頂 ==9:25瑠璃山 == 

9:30山頂 ==9:58天狗岩 ==10:05南アルプス展望台10:10 ==10:20巫女石 ==
 
10:35鷹打ち場 ==11:00東照宮 ==11:08本堂 ==11:30馬の背展望台 ==11:50仁王門

==12:05門谷駐車場12:20 ⇒ 12:45ゆ~ゆ~アリーナ13:50 ⇒ 15:50中津川

     登り(瑠璃山まで): 2時間(休憩5分含み)
     下り      : 2時間40分(休憩5分含み)
      Total歩行時間 : 4時間30分

鳳来寺山は中津川へ来たころから登ってみたいと思っていた。土曜日に休みを取って登りに来たことがあったがプラント故障の連絡を受けて途中から帰ったことがあって、懸案事項のようなものだった。
朝早いので順調に走り、表参道の門谷駐車場に着いた。身支度をして出発。
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表参道の途中にホソバシャクナゲが咲いていた。宇連山を思い出す。
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表参道途中から見上げる山頂方面。ガスがかかっている。
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参道の途中に流石 東照宮だ。家康像があった。
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石段が始まる登山口。
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少しの登りで仁王門に。
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その先に傘杉があって、馬の背からの下山道が合流している。
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石段が続く。
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 まだまだ続く
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 鳳来寺の本堂
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東屋には山頭火の額
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東屋からの眺め
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本堂のわきからまた登り。
 勝岳不動堂
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 奥の院 朽ちている。
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奥の院の裏側から展望がよく、新城、第二東名、海が見えた。
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山頂は木立の中。
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最高点は瑠璃山の方にあるのでそちらへ少し進み開けたところから棚山と宇連山を眺めてから山頂へ戻って、自然観察路の方へ進む。
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南アルプス展望台に寄ったが当然霞んで見えない 
天狗岩の下を巻く。どこが天狗だ?
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次に巫女石と御座石。 
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どこが巫女?と首をかしげる命名だなあ。
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遠州シャクナゲがこの自然観察路では目立つ。
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下った先に見晴らしの良い鷹打ち場がある。
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歩いてきた自然観察路の尾根を見返る。
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振り返ると鷹打ち場の後ろに白い花を一杯つけた木が見える。この時期に咲くスダジイだ。 
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尾根の下を回り込むと東照宮の裏手に出た。
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 日光と違っていたって地味な東照宮
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参拝してから長い石段を下って馬の背への道へ入る。
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奥の院と同様に馬の背展望台の東屋も朽ちている
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展望台から本堂方面を見返る。
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仁王門に帰り着き 表参道へ出ると硯屋さんがある。このあたりの特産品のようだ。
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表参道から山頂を見る。
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そうそう、仁王門の近くにホウチャクソウが咲いていた。
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駐車場に戻るとこれから出発する人もいた。
ゆ~ゆ~アリーナで日帰り入浴し、帰路酒饅を買って中津川へ戻った。宇連山からも眺めた鳳来寺山を歩いて懸案事項をこなした充足感の一日だった。





# by johnen1216 | 2019-02-10 16:17 | 登山

僧ヶ岳登山記録(2018,10,15)

僧ヶ岳(1855m)登山記録
  山行日:2018年10月15日(月)
  山行者:おひとり
【行程】
糸魚川5:50⇒宇奈月温泉⇒7:20宇奈月尾根第三登山口7:50 ==8:40 1431mピーク8:45==

9:30烏帽子尾根分岐9:35== 10:15前僧ヶ岳== 10:20仏ヶ平== 10:40山頂11:45==

仏ヶ平== 12:00前僧ヶ岳== 12:30烏帽子尾根分岐==13:10 1431mピーク13:15==

14:00登山口14:10 ⇒ 15:00宇奈月温泉♨15:50 ⇒ 糸魚川
     
     登り : 2時間50分(休憩10分含み)
     下り : 2時間15分(休憩5分含み)
     Total : 5時間05分

今年の紅葉は台風の強風や 暑さの影響であまり期待できないが、状況を見に近場でまだ行ってない山を物色して、富山の僧ヶ岳に行ってみることにした。以前研親山岳会で計画されたけど天気等で実行されないまま、転勤になっていく機会をなくしていた。朝、国道沿いのセブンイレブンで朝食と🍙を買い込み一路宇奈月温泉へ。温泉についてからはスキー場の標識を見つけて林道へ入っていく。第一登山口、第二登山口と通過していくと朝早いから猿が林道をノシノシ。
 第一登山口
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 第二登山口
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林道は舗装されているが 狭いうえに3回ほど洗い越しがあったり慎重に進むと第三登山口手前の駐車場に着いた。バイオトイレもある。平日だし誰もいない。後立山の展望がよく、山名表示板もある。朝日岳から鹿島槍ヶ岳まで一望できる。
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ここから先は林道崩落で進入禁止だ。身支度をして出発。登山口はいきなり梯子に取りつき、尾根に向かってよじ登るような急登が始まる。
 第三登山口
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登り着くと避難小屋跡の小広場に着く。
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登山道は綺麗につけられているし迷うようなところもない。
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ひたすら最初の目標の1431mピークを登る。綺麗な球形をした見慣れない赤い実があった。(帰宅後調べるとツツジ科のアクシバという名前だった)
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山ぶどうの葉が真っ赤になっていたり、ナナカマドの実が垂れ下がっていたり、結構楽しみながら登って 1431mピークに着いた。
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ここで一息入れる。このピークは宇奈月尾根を登っていく時はそれほどピーク感はなかったが、ここから大きく下るので、帰りに見るとしっかりした頂だった。
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 (帰りに撮影1431mピーク)
下ったところに台風でやられたのであろう30cm以上あるブナの大木が2本根っこから倒れていた。これを乗り越え、烏帽子尾根分岐までは標高差で160mほどなのでくねくねとトラバース気味にたどっていく。ナナカマドや様々な紅葉、山モミジの黄葉、沢の向こうの1633m峰の尾根はほぼ落葉したダケカンバが幹を際立たせている。その幹模様を眺めるともう秋の終わりのような・・。
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ちいさな池塘には水鏡になった水面に山モミジの黄葉が綺麗だ。
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尾根を北側に回り込むと魚津の町と富山湾、能登半島が見えた。
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分岐で一息つく。リンドウやヤマハハコが咲いていた。
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ここから前僧ヶ岳に向かうと登山道の真ん中に まだ新鮮な熊の糞があった。
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前方に前僧ヶ岳を巻いて直接仏ヶ平に行く冬道のトレースが見えるが、ここは閉じられていて分岐から前僧ヶ岳への登りにかかり、低灌木の登りでイチイの赤い実を見つけた。大山の時のダイセンキャラボクを思い出し、赤い実を食べてみた。同じように甘かった。
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溝状になった登りを越えると前僧ヶ岳1775mに着いた。小さな祠があった。
ここでようやく僧ヶ岳の山頂が見えた。
 右が僧ヶ岳
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仏ヶ平への下りはあっけなく、仏ヶ平の草原に着いた。
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手前のピークから朝日岳から雪倉岳の稜線が良く見えた。
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振り返ると前僧ヶ岳がなだらかで 右から巻き道で仏ヶ平にダイレクトで着くとレースが見える。
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小さなピークを越えると僧ヶ岳の山頂に着いた。
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誰もいないと思った山頂に男性が一人いたのでちょっとびっくりした。魚津の片貝から入る東又コースから登って来られたとのこと。登り4時間コースのようだ。その後、東又から一人、宇奈月コースから一人登って来られひとしきり賑やかになった。山頂からは後立山連峰が朝日岳から鹿島槍までよく見える。
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そして隣の駒ケ岳は登高意欲を生み出すように存在感を示していた。南側には雲がかかった毛勝山と奥大日岳。残念ながら劔は見えない。
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眺望を堪能して 🍙、ソーセージ、春雨スープの昼食とコーヒーを飲んで撤収にかかる。ほぼ四人が同時に下山を始め、また山頂は静かになった。前僧ヶ岳からの下りで男性一人、分岐からの下りで4人家族と行き違った。
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秋は赤い実をつけた植物が良く目につく。アカミノイヌツゲ、ミヤマシキミ、もちろんナナカマドはいたるところに。
 アカミノイヌツゲ
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 ミヤマシキミ
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ユキザサのルビー色も。イワナシももうしっかりと来春の花芽をつけている。これから厳しい雪の季節になるというのに。アジサイも薄紫に名残を見せている。
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1431mピークからの下りになると 黒部渓谷側から汽笛が聞こえてきた。覗き込むとトロッコ列車が長い編成でのろのろと走っているのが見える。
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望遠レンズを付けたついでに白馬槍ヶ岳と杓子岳を写真に収めた。
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最後に目に着いたのがヤマウルシの白い実だった。葉はすっかり落ちているので 触れてしまうかもしれないが かぶれ易いので要注意。
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登山口の梯子の手前の急登箇所で滑って尻もちをついたのは最後まで気を緩めるなという戒めかもしれない。駐車場へ戻ると家族連れの車が1台。単独の男性の車が見当たらないので不審に思ったが、下る途中の第二登山口近くに1台駐車していたので納得。
宇奈月に戻るとトロッコ列車の駅周辺は人が多く 観光シーズンと納得。日帰り入浴の宇奈月総湯は少し離れている駐車場の場所を予めNETで確認してきたので スムーズに入浴できた。湯量が豊富で良い風呂だった。
秋を楽しんだ山行だった。来年は駒ケ岳を目指そう。

# by johnen1216 | 2019-02-04 15:15 | 登山

八海山登山記録(2018,9,19)

八海山(1778m)登山記録

山行日:2018年 9月19日(水)
山行者: おひとり
【行程】 <八海山遥拝所 ⇔ 大日岳 ピストン> 
                         
糸魚川4:15 ⇒ 上越 ⇒ 十日町 ⇒ 六日町 ⇒ 7:15八海山山麓駅(380m)8:20 ⇒

(八海山RW)⇒ 8:30八海山山頂駅(1150m)==8:50四合半 ==9:25女人堂(1370M)  

== 9:50七合目 == 10:10薬師岳(1653m)==10:15千本檜小屋(1770m)10:25== 

11:20大日岳11:40== 11:48迂回路分岐==11:57新開道分岐==12:25千本檜小屋12:35

==12:45薬師岳==13:10女人堂13:15==漕ぎ池==13:50四合半==14:15八海山山頂駅

⇒14:30八海山山麓駅14:55 ⇒ 15:10魚沼の里 ⇒15:40六日町⇒ 十日町⇒ 18:40糸魚川
   
        登り: 2時間50分(休憩10分含み)
        下り: 2時間35分(休憩15分含み)
        Total: 5時間25分(休憩25分含み)
        
魚沼の八海山は関越道で千葉と青海を往復していたころから気になっていた山だった。四合目までロープウェイがあり、これを利用させてもらえば当日出て行っても十分に日帰りできることを知り、また、ピンポイントの晴れの日に行ってみた。糸魚川から六日町までの一般道のルートは何度も行き来しているので全く迷うことなく上沼道や新八箇峠トンネルなどを使いながら、予想通り3時間でロープウェイの山麓駅駐車場に着いた。
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見上げると八ツ峰のゴツゴツが厳しそうに見える。
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試運転のゴンドラが一往復して始発が準備される。
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乗車券を買うときになって木曜日は新潟県民デーで400円割引と知った。幸先いいね。
改札口に登山道の状況と八ツ峰の状況が出ていた。
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千本檜小屋から大日岳まで所要時間1時間で19か所の鎖場、ということは約3分に一回鎖か梯子があるということだから、ワクワク感が出てきた。
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始発に乗った乗客は16名。全員が登山の格好をしていた。山頂駅から遠く妙高・火打が見え、その背後にはうっすらと後立山が見えた。
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まず、八海山遥拝所に上がって、今日の無事登山を祈念。
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四合半を過ぎてしばらく行くと東側が開けて、守門岳や浅草岳が見えた。守門の少し奥は粟ヶ岳だろうか。
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女人堂について振り返るとロープウェイの柱が見え、登ってきた尾根が見えて、五合目の漕ぎ池が見えた。
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ここから薬師岳を見上げる。少し本格的な登りだな。鎖場があったりする。
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水音がして小さな祓川の水場になった。
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途中鎖場もあったりして急な道を登ると薬師岳に着いた。
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登山道の先には 千本檜小屋が地蔵岳を従えて建っていた。(管理人は不在)
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東側には駒ケ岳と中ノ岳が見えた。
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越後駒ケ岳のアップ。山頂は少し後ろの草原ぽいところ。
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中ノ岳のアップ。行ったことないけど結構長丁場のようだ。
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千本檜小屋で休憩。ここでヘルメットを着装。
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最初のピークは地蔵岳。お地蔵さんが二体あった。
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一旦下って登り返すと不動岳。不動明王やら石碑がたくさん。
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大きく下って、次の峰は標識が定かではないけど七曜岳。振り返ると不動岳から下り始める後続者が見えた。こうしてみると際どいところだ。
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行く手を見ると次の白河岳は突き出ている。
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近くで見る絶壁も半端じゃないね。
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七曜岳からトラバースして登り返すと少し広い頂の白河岳。
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白河岳の端からガツンと下るが、対面する釈迦岳は梯子と岩溝に垂れる鎖でよじ登る。
思ったより岩の突起が多くて手掛かり足がかりがあり登りやすかった。(中央下の方に梯子が見える。)
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下ったところが迂回路への分岐。時間が無かったり、giveupの人が使う分岐だ。
ここから摩利支天へ短い梯子と鎖を使って登りあがる。
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剣が峰は横鎖でトラバースしていよいよ最後の大日岳へ。
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12mと2mの二連梯子をよじ登るが ほとんど垂直だから、上しか見ない。
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登りあがると 八海山大明神が祀られた大日岳山頂だ。
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山頂のすぐ下に広い岩場があり、そこで駒ケ岳や中ノ岳を眺めながら昼ごはんにする。🍙、魚肉ソーセージ、玄米茶のランチ。こんな足場を予想して 今日はバーナー類は無し。
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よく見ると駒と中の間に、ちょこっと頭が見えるが、これが荒沢岳。結構鋭いね。
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丹後山への縦走路の奥に双耳峰の燧ケ岳が顔をのぞかせている。
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南側には巻機山のなだらかな山容が見える。
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振り返ると麓はコシヒカリの田んぼが黄金色に広がっている。
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15mの長い鎖は足元が見えないので一番緊張したけど下りきって迂回路に回り込む。
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迂回路へ入ってもなかなかスリルがある。見上げると岩々の高さがすごいし、へつる岩壁もなかなかだ。
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千本檜手前の地蔵岳への分岐まで来ると 明らかに観光客らしい人がいておしゃべりしながら鎖に取りついていく。大丈夫かな。
千本檜小屋に戻りヘルメットをしまい一息入れる。小屋近くのナナカマドがいっぱい赤い実をつけていた。
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薬師岳からの下りの途中から女人堂とその先山頂駅までの尾根が望める。(中央、女人堂)
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下っていくとオオカメノキが紅葉し、赤い実を青空に映えさせていた。
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山ぶどうの葉が周りだけ紅葉して面白い。
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女人堂でトイレを借りたけどバイオ式になっていて綺麗だった。
下る先に五合目の「漕ぎ池」が見える。
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行ってみると小さいけど感じの良い池だった。
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池の畔にはサワフタギが青い実をつけていた。
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山頂駅までの途中の山道にはコブシが思い思いの形をした実をつけていて 実りきると赤い種をまき散らしていた。
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遥拝所を通り抜け、展望台に登ってみた。見晴は良い。
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予定より早く14時20分の下りロープウェイに乗車することができた。
山麓駅に戻って 八海山八ツ峰を見上げた。久しぶりに、心地よい緊張感の山だった。
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八海山の冷水を水筒に採水し、八海山酒造が営む「魚沼の里」でパンと酒饅頭を買い、雪国まいたけ物産センターで舞茸を買って十日町経由で糸魚川に戻った。
とにもかくにも快晴の気持ち良い山行だった。


# by johnen1216 | 2019-01-29 14:44 | 登山

山日記


by johnen1216